COLUMN
2023/10/18 16:15
家の屋根や外壁に使われるトタンを切って、曲げて小物入れをつくりました。
リビセンのオリジナルプロダクトには古材を使ったものが多いのですが、そのなかでもトタンのみでできているこのケースは潔く、汎用性の高い浅型の箱なので用途も様々。
ピアスや指輪などの小さなアクセサリーを入れたり、机まわりの小物を入れたり、あると何かと役に立つ小さな名脇役です。
リビセンでは、解体される建物から古材や古道具を「レスキュー」しています。
このトタンケースに使われているトタンは、よく古民家の屋根や外壁につかわれています。
新品のものはピカピカと金属特有の鋭さがありますが、長く外で使われることで雨が当たって錆が出たり、凸凹の歪みが出てきたりと、だんだん味わい深いトタンに変わります。
解体現場に行くときは、積極的にレスキューするもののひとつ。リビセンデザインのお店をつくるときでも、キッチンなど水気があるところの仕上げに使われることが多いです。
意外かもしれませんが、トタンは簡単に加工ができる素材のひとつです。
「トタンを切る」というのはイメージしづらいかもしれませんが、ホームセンターに売っている板金バサミとツカミ箸を使えば、誰でも簡単に切って曲げることができます。
すこしコツはいりますが、折り紙のような感じをイメージしてもらえると、わかりやすいかもしれません。
平たいままだと用途が見つかりにくいですが 、 切って曲げるだけでぐんと使い道が広がるDIY向けの素材。
リビセンでは、ぴったりの蓋がついたケースを2種類のサイズでご用意しています。
もともと外で使われているタフな素材なので、ガレージで小さなネジをまとめておいたり、趣味のお部屋にもぴったり合うと思います◎
このケースを使いはじめると、身近にもたくさんトタンが使われていることに気づくと思います。
ぜひ、身近な素材のあたらしい使い方、楽しんでみてくださいね!
※素材の特性上、強い衝撃が加わると凹む可能性があります。もし気になる場合は、当て木をして金づちで叩くことで成形できます。