COLUMN

2023/10/18 17:31

まずは、レスキュー先の方からいただいたお手紙をご紹介します。

レスキューレター全文

知人の影響で古い物に魅せられ、30代・40代と色々あつめました。
木の物、鉄の物、ガラス物、古布、和紙。
あつめた物は、暮らしの中で楽しんで使ってきました。
季節や気分で、出したりしまったり。
昔の方の手仕事は素晴らしいです。
時間をかけ、ていねいに作られています。
仕事着などは、ちくちく縫ったり織ったり、どのくらいの時間がかかったのでしょう。
考えますと、気が遠くなります。

60代になり、終活を始め、古い物たちをどうしようかと考えていた時に、リビセンさんのこと知りました。
物を大切にしたい、レスキューしたいという思いに、とても感動しました。
大好きな大切な物たちは、是非リビセンさんにと思いました。
大事にしてくださる方、古い物を大好きな方が、着たり使ったり飾ったりして、楽しんでくださると嬉しいです。

レスキューさせてもらったものは、どれもチクチク手仕事でつくられたもの。
リビセンに持ってきてくれたのは、現在66歳のかわいらしくとてもすてきな女性でした。

古いものや民族衣装など人の手でつくられたものが大好きで、たくさん集められていたそう。
歳を重ねていく中で、自分がいなくなった後もしこの子たちが大切に扱われなかったら…。
そんな思いから、終活というにはまだ早いように感じるけれど、いつ何があるか分からないからと大事につないでいくための準備を始めたのです。

そして持ってきてくれたのは、もう本当にたくさんのコレクションたち。
種類はさまざまですが、その多くはチクチクつくられた布のもの。
縫うだけではなく、織ったり染めたり、もしや糸からつくっているのかもというようなものもあったりして、もうただただその手仕事のすごさに圧倒される子たちばかりなのです。

持ってきてくれたとき、大切にたたまれていたその子たちを大事に大事に説明してくれて、たくさんのことをお話してくれました。

・家族のために黙々と時間をいとわず刺繍やものづくりをしていること
・物がなんでも簡単に手に入る時代じゃなかったから、布も大事に使い回したりしていること
・刺し子刺繍とか見ると、几帳面だったり大雑把だったり作った人の性格があらわれていること
・そういう「人が作っている」という痕跡が、作品から見えるところが愛おしいこと
・買っては捨てをくりかえす今とは全然ちがう、物を大事にしているところが大好きなこと

1回目は、いろんな国の民族衣装たちをUPしました。
日本のものとは違うさまざまな模様や形、カラフルさがかわいくてかわいくて、キュンキュンしながら見てもらえたらうれしいです。(値付けチームもキュンキュンしながら、たくさん悩んで価格を決めてました♡)
そして大事にしたいものが見つかったら、着たり飾ったりしてぜひかわいがってくださいね。

2回目は、すっかり秋めいてきた今にぴったりの、ブラウンカラーの子たちを集めました。
柿渋染めのようなきれいな色の子から、薄いベージュから明るいオレンジの子までいろいろです◎

均一な茶色じゃない、揺らぎのある茶色がまた古い布ものの魅力でもあるなと思います。
染まり具合の揺らぎ、時を経てきた色落ち具合の揺らぎ、繕われた揺らぎ、手仕事ならではの揺らぎによりいっそう愛着が高まるのです。

3回目は、藍色の子たちを集めました。

こう並べてみると、圧巻のかっこよさ。
藍の色に惹かれるのは、日本人だからなのでしょうか?
深く美しくかっこよくて、それでいてどこかホッとする、そんな魅力を感じるのです。

小さな小さな巾着、かっこよすぎる火消し頭巾、きれいな色のはんてんなどいろんな子たちがいますが、今回圧倒的に多いのが使い方無限大の布そのもの。
その中でもやはり、継ぎはぎされたものや繕われたものにとても惹かれます。

服といえば着物だった時代だから、大きい布は細長い反物を継ぎ合わせてつくられています。
2枚継ぎ合わせて少し幅広にしたもの、5枚継ぎ合わせて大きな正方形に仕立てたもの。
そのとき必要な大きさを、工夫してつくっていたんだろうな。

4回目は、キラキラカラフルだったり、気泡がたっぷりだったり、フリフリだったり、とにかくかわいい!を連発したくなるガラスの器たち。
「プレスガラス」と呼ばれる手法でつくられた、これでもかというほど細やかな模様の入った子は、かわいいのはもちろんのこと、古いガラスならではの揺らぎのある完成度が愛おしく、なんだかホッとしたりもするのです。

他にも、消火用のガラス玉や、戦勝記念につくられたというガラス皿、金属が不足していた戦時中に缶詰の代用としてつくられたというコップなど、時代を感じずにはいられないものばかり。
ガラスという壊れやすいものがこの時代まで残っていること、そしてそれを大事にコレクションし続け、リビセンにつないでくれた元オーナーさん、リビセンがこの子たちを次の方につないでいくお手伝いができること、そのすべてに感謝でいっぱいです。

5回目は、しっとりじんわり味わいのある陶磁器や漆器などの器たちです。
骨董品という名前がぴったりのドキドキするような器や、古いほどかっこよさを感じる漆の器、繊細な手書きの絵柄が美しい染付け皿や愛らしい味わいたっぷりの印判皿など。
この子たちはしまい込まず、季節や気分に合わせて出したりしまったりしながら楽しんで使われてきたそうなのです。

器ってつい集めてしまう代表格で、なのについついいつも同じものを使ってしまったりして。
でも例えば同じお料理でも器を変えれば新鮮に感じるし、例えば買ってきたお惣菜だってパックからお気に入りのお皿に盛り付けたら、ごちそうにグレードアップすると思うのです。
これから迎える冬を楽しんで過ごすために、使ったり飾ったり暮らしを彩る器に出会えますように。

同じレスキュー先から何回かに分けて通販にUPするのは今回のケースが初めてで、6回!!すごいです。
そしてまだまだあるのです。本当にたくさんの素敵なものをレスキューさせて頂きました。

さてそんな6回目は、本や古道具たち。
本のラインナップも本当に古いものや手仕事が好きなんだなあ〜〜と納得の本たち。

民藝も民族系の特集だったり、他もボロの本が多かったりと、今までオンラインストアでUPしたものとリンクしてる本も多いです。是非一緒に愛でてもらうのもいいですね。

ボロの本やネイティブアメリカンの本など、1ページ1ページめくるたびにドキドキして、興奮状態で眺めていました。
昔の手仕事の美しさに、感動と敬意で胸がいっぱいになります。

古道具はディスプレイにおすすめなものやすぐ生活に取り入れやすいものが多いです◎
店頭でも人気の碍子はペーパーウェイトやドライフラワーを挿したり、
漆塗りの脚付きお膳も赤や黒はよく見ますが、この黄土色のタイプはなかなか見かけないです。いい色ですね、トキメキます。

どれもとても綺麗な状態でレスキューさせて頂きました。
本当に愛で溢れています。
オンラインストアにUPされてない商品も店頭で販売しているので、店頭でもぜひお楽しみください!
リビセンの店舗がある長野県諏訪市は12月に入ってかなり気温がグッと下がりました。
とても寒いです。おうちではストーブの前が定位置となりつつありますが、そんな時にみかんでも食べながら携帯でネットショッピングするもの悪くない時間です。のんびり楽しく見てもらえたら嬉しいです◎