COLUMN

2023/10/18 17:33

もともとは母屋で大正時代から使われていたタンスのレスキューのご依頼で伺いましたが、今後片付け予定という蔵を見させて頂いたら、、、、たくさん素敵な古道具が眠っていました!
お引取りできるものも多く、急遽レスキューさせて頂きました!
レスキュー中、蔵からいろんなものを出していると「これも引き取ってもらえるとは」ととても喜んでもらえたのが印象的でした。

こういう時は本当に何気無い会話から繋がるんですよね。
テキパキと作業する中で、ゆっくりお客さんとお話しする大切さを再確認させられます。
リビセンスタッフは優しくて気のいい子たちの集まりかな、って思うくらいいい奴らばかりなのですが、だからこそレスキューも、お客さんとお家と古いものたちにきちんと向き合って、素直に自然体でいられる。
そういうメンバーだからこそ、こうやって会話から広がって当初予定してなかったものもレスキューできているのかな、と思います。

行李や箱類など蔵に眠っている定番のものもレスキューしつつ、70歳を超えるであろうご主人さまのお父さまが陸軍時代に使っていた革製のかばんなども引き取らせて頂きました。

どれも大切に保管されていて、日頃から物を大切にされていたんだなあと感じるレスキューでした。
息子さんも鳶職だそうで、レスキュー当日も隣のお家をトンカン造っているところでした。
工具のレスキュー品がなかったのは、きっと譲り受けて今も現役で使われているからかなと思いました。
すばらしいなあ〜〜〜〜!

古物と対峙するたびに、戦争など含め、昔の営みの上に今があるという当たり前だけど、奇跡みたいな日々の歴史に感動を覚えます。