木工ヤマニ|こたつ脚のペッパーミル|013
長野県大町に工房を構える木工作家・木工ヤマニさんに、リビセンのこたつ脚でつくってもらったペッパーミルです!
リビセンでレスキューすることが多いちゃぶ台。
座卓を使うことが少なくなった今でも活躍してもらうために、リビセンではちゃぶ台の天板と鉄脚を組み合わせたちゃぶ台ワークショップを定期的に開催しています。
そのときに出てしまうのが、ちゃぶ台の脚の部分。
とってもかわいいこの脚からペッパーミルをつくってもらえないかなぁと木工ヤマニさんに相談したのが、ことのはじまりです。
なんでこたつ脚?なんでペッパーミルにつながったの?は、ぜひSTORYをご覧くださいね。
こたつ脚のペッパーミル|木工ヤマニ
https://store.rebuildingcenter.jp/blog/2023/10/28/205340
こちらは、こたつ脚(座卓脚)からつくってもらったペッパーミル。
ぜひこの脚の第二の人生をご一緒してもらえたらうれしいです。
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木工ヤマニ|こたつ脚のペッパーミル|013
■ サイズ
・直径6 高さ16.5 cm
■ 仕様
刃:IKEDA製
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きっかけはおばあちゃんの一言
リビセンとのコラボで作ってもらっている2種類のペッパーミル、実はリビセン取締役・華南子の幼少期のエピソードがもとになっているんです。
中学生の頃、父親の転勤についていってイギリスはロンドンに住んでいた華南子。
たまに日本から両家の祖父母が遊びにきてくれるのが楽しみで、気仙沼の祖母が来てくれた時もみんなでうきうきとレストランに行きました。
そこでウェイターさんが大きなペッパーミルを持ってきて料理にかけていったのをみて、祖母が一言。
「なんだ、コタツの脚さ持ってきてなにするのかと思った」
これには家族で大笑い!
お茶目でユーモアのあるばーちゃんのボケが添えられて本当にたのしい夕餉になりました。
そして時は流れて2021年。
ちゃぶ台ワークショップを開催するにあたって切られたちゃぶ台の脚を見て、スタッフ・どんどんがこのエピソードを思い出してくれて、ちょうど出会ったばかりの木工ヤマニさんに「こんなのできないかなぁ?」と相談してくれたのでした。
当時のヤマニさん、展示会もたくさんあるし待ってくれている人もたくさんいる。
つくるものや自分たちの在り方、働き方、関わり方。
きっと様々な方面から自分たちの形を見つけ作り出す大切な時期に、こんな大変な大喜利に巻き込まれてくれることに…!
ありがたい思いで、こたつの脚と、古材をお渡ししたのでした。
木工ヤマニさんの愛とワクワクと技術が詰まってる
こたつの脚のペッパーミルと、古材でいつもつくっているヤマニさんのオリジナルの形のペッパーミルをつくってもらえたら。
そんな風に思って材料を託したのですが、納品されてびっくり!
なんと、こたつの脚はその形のままペッパーミルに。
そしてお渡しした古材は、そのこたつの脚を模した形でペッパーミルに仕上げられてる…!
そもそもいつも仕入れている材料とは違う材料で作ること自体、いつもの制作よりプラス一手間。
いつも自分がつくっている形をつくっている形じゃない形をつくるのも、いつもの制作よりプラス一手間。
古材の大きさや種類や特徴に合わせて材を選ぶで、いつもの制作よりプラス一手間。
さて、値つけどうする?で悩ませて、いつもの制作よりプラス一手間。
いつもの制作よりも、何手間も何手間もかけて、それでも
「先人の作った形をじっくり見て、さらにそれを模す作業もわくわくしました」と声をかけてくれる爽やかさ…
つくるものも好きだけれど、そういったやりとりも含め、関わり合えて嬉しい存在です。
どっちが古材?どっちがこたつの脚?と、よーく見て選んでくださいね。
こちらはこたつ脚